釣行レポート
2011年8月29日呼子 吉栄丸さんで夜焚きイカ釣行!

8月29日 呼子から出船する人気の夜焚き船『吉栄丸』さんにお世話になり
いよいよスタートした、ぶどうイカ(シロイカ)釣りに行ってきました。
当日は、大潮で波高1.5m。
今回、大型のブドウイカを狙って釣る!っという目標があり、6号のビビンスッテと
7号の特注浮きスッテを持参し、テストを行いました。
すでに長崎県平戸の漁師さんは6号のビビンスッテを愛用されている方も多く
実績は言うことなし。
今回の目的は、「イカの群れの中で大型のみを狙って釣る」ということ。
まずは、6~7号をメインに釣りをスタート。
1時間経過するも、まったく釣れず(^^;
同船者の方も、ぽつぽつ釣れている様子だったので、寄ってきているイカは
群れが小さく、食いもそこまで良くないと判断し、今回の6~7号テストは、次回に持ち越し
話題になりすぎて、問い合わせが急増している、細いのが特徴の『発泡浮きスッテ』を
5個取り付け、仕掛けを投入してみると・・・
小型が混じりながらも、コンスタントに釣れ始め、終わってみれば
40cm超えのパラソル級を交えながら、31杯釣り上げることが出来ました。
今回の釣行で、学んだのは大潮の際の釣り方。
大潮の場合、入れ食いすることは少ないと、感じてます。
それは、2枚潮になる場合が多く船の流れに対して、イカのいる棚の流れが違ってくると
釣れ難くなってしまいます。ということは大潮の場合、潮の緩む時間帯が最大のチャンス
なのです。この日の潮止まりは、満潮21:54。
実際に、そこそこ釣れた時間は、この満潮前後1時間。
大潮の場合の攻め方は、この潮止まり前後の釣れる時間帯に、集中して釣りをすること。
ご飯なんて食べる暇ありませんし、絡みをほどく時間ももったいないんです。
この釣れる時間帯は、仕掛けをいかに海中に入れておくことが出来るかが重要と考えます。
もちろんスッテも、バランスのいいものを使用すること。
多点掛けできれば、さらに効率的。
これが、流れが速く、2枚潮がきついときの攻略法です。
大潮の際に夜焚きイカ釣りに行く場合は、潮止まりの時間を必ず調べて行き
その時間前後は、釣りに集中できれば、数を伸ばすことが出来ると思います。
おにぎりを食べてる暇はないんです!トイレに行ってる暇はないんです!
ぜひ参考にしてみてください。
それから、今回釣れたイカは31杯中、すべてがブドウイカ(ケンサキイカ)でした。
刺身も甘く、おいしかったです!おいしい刺身を食べたいなら、
ブドウイカ(シロイカ)特集ページの、イカの持ち帰り方プロフェッショナルバージョン
をご覧下さい。
written by kuboken

本日の仕掛け。
6号、7号からスタートした今回の釣行でしたが
群れが小さく、食いもあまりよくなかった事から、急遽発泡浮きスッテ
に全てのスッテを変更し、釣りを再開すると、見事にはまり
コンスタントに釣ることが出来ました。
上記に書いている通り、釣れる時間帯に、効率よく釣るためには
無駄に全ての棚をさぐらない事も重要だと思います。
釣れる棚を把握し、その棚を重点的に攻める。
これが竿頭になる為に必要なことだと思います。
食いが渋い時こそ、バランスのいいスッテじゃないと、釣果に大きな差が出ます。
それを再認識した釣行となりました。
幹糸18号ナイロン10m、エダス8号ナイロン80cm、鉛80~100号