釣行レポート
2012年3月10日平戸生月にて餌巻きエギングで狙う、ケンサキ&スルメイカ
3月10日、キーストンスタッフ3名で平戸、生月の漁港に行ってまいりました。
当日は、爆風と大潮による激流で、非常に釣りにくい条件でしたが
何とか釣りができそうな、漁港の内側で釣りをスタートしました。
金曜日の夜ということもあり、A級ポイントの防波堤先端には、4名のイカ釣りの方が
いらっしゃいました。しかし、あまりの風の強さと激流で、一人帰られ、二人帰られ・・・
電気浮きにエサ巻きテーラーを2つ付けた仕掛けだったようでした。
やはり、強風+激流が合わされば、なかなか仕掛けが馴染まず
潮に乗ってしまえば、すぐに沖に流れてしまい、電気浮きも見えない状態に。
私はこの日は、エギでアオリイカを釣ろうと考えてましたので、エギシャープ3.8号V2の
マーブルピンクグロー赤侍レッドカラーからスタートしました。
30分ほど中層から、ボトム付近を攻めましたが反応がありませんでしたが
潮が変わり始めた頃、ボトム付近で違和感を感じ合わせてみると、良型のケンサキイカが
HITしました。その後もポツポツ釣れたものの、同行3人のうち1人はまだノーHITだった為
我慢できず1個しか持ってきていなかった、早福型/邪道編V3フルグロー早福ホワイトを使用し
背中に塩漬けのキビナゴを巻いてエギングする良く釣れる「エサ巻きエギング」開始。
すると、今までのノーHITが嘘のように、スルメイカを連発。しばらくすると
スルメイカを1投で2ハイ釣り上げたり、防波堤からは、なかなか釣れない
胴長40cmオーバーの弁慶サイズのケンサキイカを隣で釣り上げられ
あらためて、「エサ巻きエギング」の凄さを実感。さらにHITパターンを聞いてビックリ!
キャスト後、ボトムまで落とし、しばらく放置。たまにちょんちょんアクションを入れ
アタリを待つという釣り方。ボトムステイの際に抱いてくる事も多かったようで
流れに乗って回遊している、ケンサキイカ、スルメイカ、ササイカには効果的な釣り方なのかも
しれません。仕掛けを潮に流しながら釣るのではなく、回遊してくるイカの群れを
ボトムステイで、待つという釣り方。特に、強風や激流の場合は、V3は必需品です。
また、真っ暗な海中で非常に目立つ、フルグロー早福ホワイトカラーは
上げる度に、ライトで発光させると釣果がさらに良い気がします。
途中あまりにも、釣果に差が出てきたので、早福型/邪道編V3フルグロー早福ホワイトを
貸してもらうことに・・・すると、イレグイ突入。
これまで、V3は船からのエギング専用だと思ってましたが、こういう強風や激流、水深の深い
釣り場で、ボトム付近を丹念に攻める釣り方も、おもしろいなと今回、学びました。
ぜひそういった条件で、防波堤からイカ釣りをされる方、試してみてください。
乗せる餌は、塩漬けにし身を固くした、キビナゴやササミがおすすめです。
釣れたスルメイカは、一夜干しと煮物に、ケンサキイカは刺身に・・・(^m^)
たいへんおいしく頂きました!
※今回釣り上げたスルメイカの中には、寄生虫のアニサキスが
付着しているものがいました。火を通すか、一度冷凍すると、寄生虫は死にますので
問題ありませんが、刺身等、生で食べる場合は、全て取り除かないといけませんので
生食の場合は十分ご注意ください。
written by kuboken