関東地方での小型のケンサキイカを「マルイカ」 若狭湾を中心とした、日本海エリアの小型のケンサキイカを「マイカ」 山陰沖の日本海エリアでのケンサキイカを「白イカ」 福岡、佐賀、長崎沖の玄界灘でのケンサキイカを「ブドウイカ」 鹿児島、熊本沖の天草灘、甑島沖のケンサキイカを「アカイカ」と言う。 全国のケンサキイカ(亜種を含む)専用設計なのが「硬質発泡浮きスッテ・ケンサキSP」なのである。 全国的な、ケンサキイカ釣りでは主に2.5号の浮きスッテを使う事が多い為 この「ケンサキSP」も2.5号相当の大きさである。 通常の浮きスッテでは、実現が極めて困難だった、水中での水平姿勢を 可能にする為に、硬質発泡ウレタン素材を採用することで 水平姿勢という抜群のバランスを実現することが出来た。日本全国のケンサキイカを攻略する為に生まれたスッテなのである。
ケンサキイカを狙う場合、全国的に2.5号が使われることが多いのは 時期にもよるが、小型の小魚の群れを追うためだと考えられる。 このため、2.5号~3.0号を好んで使うイカ釣り師が全国的に非常に多い。 ただ、2.5号というサイズのスッテで最も問題なのが その体積ゆえに浮力が小さいことである。『ケンサキSP』では 硬質発泡ウレタン素材を利用することで、その弱点を克服することに成功しており まさにケンサキイカをターゲットにした最強スッテとなっている。
ケンサキイカが捕食する獲物が、小魚の群れであったら より水平に近い姿勢を保った方が良いと考えられる。 『ケンサキSP』は流れのある海水中で、水平姿勢を保ちやすい 浮力制御に成功した。当然、よく釣れるスッテの多くは このバランスを追求しているが、2.5号という極小浮力ゆえに それら多くのスッテは、針の本数を極端に減らし、且つ、1段針の仕様となっている。 つまりは、2.5号クラスのスッテの多くは、バランスを良くすることと引き換えに 傘針の強度を落としているのが現状である。このことはバラシの最大の原因となる。 せっかくかかったイカをばらすのを軽減するためにも、屈強なイカ針が求められる。『ケンサキSP』では、これを2通りの方法で実現している。
『ケンサキSP』を開発するために、新たに開発した傘針「ケンサキ針」。 硬質発泡浮きスッテに搭載の「ヤリイカ針」と「17号針」の ハイブリッドな傘針であり、『ケンサキSP』に世界初搭載する。 エギに搭載できるくらいの屈強な傘針であり パラソル級のケンサキイカが、かかっても安心である。 また一段針には、夜光ビーズをプラスすることで、アピール度もアップ。 夜光ビーズは、長時間発光を持続させることが出来 水深が深いエリアでも、アピールは抜群。
本来ならば、屈強な『傘針/ケンサキ針』を2段セットしたいところだが『ケンサキSP』の浮力を持ってしても、バランスが保つことが不可能 であった。そこで、2段針仕様はビビンスッテでも用いている『テグス巻き』を採用している。ただ、ここで注目すべき点は ビビンスッテを含む、ほとんどの浮きスッテは、『テグス巻き』の 2段仕様でも、2.5号サイズになると、浮力が少なく バランスが維持できないということである。 『ケンサキSP』では2.5号サイズであるにもかかわらず 2段仕様にしても、抜群のバランスを実現している。
地域によって「1段針」を好む地域と「2段針」を好む地域がある。 そこで、地域性を考慮し「1段針」「2段針」の2種類を御用意。「1段針」には、強度が強い新開発の「ケンサキ針」を採用し 大型が混じるポイント等で、活躍してくれる頼もしい存在。(針径0.7mm)「2段針」には、一般的な浮きスッテと同様のテグス巻きを採用。 細軸の、針径0.6mmを採用し、刺さりがよく2段針仕様で安心感は抜群。 「1段針」「2段針」共に、針の種類が違うが、同様のバランスを実現している。
ブロー成型で作成されている、キーストンのビビンスッテ。 見た目も、ほぼかわらないビビンスッテと、ケンサキSPは いったい何が違うのだろうか。それは「2.5号クラスのスッテでは、実現が極めて難しかった、高浮力設計」 であること。一般的なブロー成型で作成される浮きスッテは ボディー内部の空気の量を多くとることが出来ない。 それは、水圧でボディーが潰れないように、肉厚に作らなければいけない からである。その為、ブロー成型で作られる浮きスッテの3.0号以下は 「高浮力で高バランス」であるとは、言えなかった。 しかし、今まで実現できなかった、小型の浮きスッテで「高浮力」「高バランス」「耐水圧200m」を実現したのが この「発泡浮きスッテ・ケンサキSP」なのである。
浮力のないスッテは、エダスを長く取るとスッテ自体が下がった状態になり 幹糸に絡みやすくなってしまう。しかし、高浮力のケンサキSPは流れを受けたら水中で水平姿勢を維持しやすく 長くハリスを取っても、絡みが少ない。もちろん、直ブラ仕掛けにも対応。 様々な誘い方にも使えるバランス設計で、ケンサキイカを誘い抱かせる。
『ケンサキSP』に採用している、硬質発泡ウレタン素材。 無加工の硬質発泡ウレタン素材でも、水を吸いにくい特徴がありながらも 水深が200mとなると水圧で、水を吸ってしまいバランスが崩れる場合がある。 そこで、水を吸いにくい特殊な加工を施し水深の深いエリアで使用しても 水を吸いにくい特徴を持つのが、硬質発泡浮きスッテシリーズ。 また、一日中使用しても高バランスを維持させる為に、綿は巻かず 撥水加工を施した布を採用し、「高バランスの維持」「耐水圧200m」 を実現しているのである。
「周りの同船者よりも、数を釣りたい・・・」釣り人、誰もが思うこと。 数釣りで勝負をしたい時に、一番手っ取り早い方法は「連掛け」である。 1投で1匹釣るよりも、1投で2匹、3匹釣ったほうが効率よく数を伸ばせる。 気がつけば、同船者よりも2倍・・・3倍釣っていることに。 1匹掛かった状態で、誘いのシャクリを入れると、身切れ等で ばらしてしまう場合もある。では、どうすればいいのか。 1匹掛かった場合、超低速で巻き上げるか、ラインテンションを保ったまま 糸を少し送り込んでやると、掛かっているイカが、イカの群れの中に仕掛けを 引っ張っていき、更に連掛けできる場合があると考える。 その際に重要なのが「浮力と姿勢」。浮力のないスッテは針が下がった状態になり スッテの姿勢が悪く、誘いを入れないと動かない。浮力のあるスッテなら 流れを受けてフワフワと漂い、更にイカを誘うことが出来る。 「連掛け」には「浮力と姿勢」が重要なのである。
ケンサキイカやヤリイカを8時間で200キロ超を釣る漁師達が狙うのは より大型で、数多く釣ることである。彼らの様子を観察していて気がつく 重要な事は「このスッテが最も万能だ!」と思い込まないことである。 その時の海中のシチュエーションで『ケンサキSP』がいい場合もあれば 『ウキプラ』が良い場合もあり、『ビビンスッテ6号』が 良い場合もあるからである。これを実現するには、 基本性能をクリアーしたスッテ数種類を 状況に応じて使い分けるのが、最も効果的であると考えている。 スッテのカラーに反応しているのか、スッテのサイズに反応しているのか 見極めるためにも、スッテの基本性能を重視した方が無難である。 キーストンの『ウキプラ』『ビビンスッテ』『ケンサキSP』等は それぞれに特徴を持たせた基本性能を持ち合わせている。 是非、これらをうまく使い分けて、ケンサキイカ釣りをお楽しみ下さい。
発泡浮きスッテ・ケンサキSPのカラーチャート。
・「硬質発泡浮きスッテ・ケンサキSP・1段針」・・・全長:75mm 1パック2本入り 小売希望価格:88(税込み) ・「硬質発泡浮きスッテ・ケンサキSP・2段針」・・・全長:85mm 1パック2本入り 小売希望価格:88(税込み)