アルミ製イカ用トロ箱

※アルミ製イカ用トロ箱は、塩素系(ハイター等)や酸素系(オキシクリーン等)の漂白剤での洗浄は変色(サビ)の原因になりますので、使用しないでください。洗浄の際は食器用中性洗剤をご使用ください。

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アルミ製イカ用トロ箱

アルミ製 イカ用トロ箱

釣ったイカの鮮度を保ったまま持ち帰り、おいしく食べてもらいたい。

そんな思いから開発がスタートした、クーラーBOX内部に入れるトロ箱。

釣れる時は100ハイを超える釣果の船イカ釣りにおいて 全てのイカを鮮度を保ったまま持って帰ることは今まで 非常に難しく、木材で手作りするトロ箱が一般的だった。

ただ木製の場合、臭いや衛生面の問題、墨汚れ、2段3段と重ねた際 冷気が全体にいきわたらず、上段のトロ箱に入ったイカは 鮮度低下が進みやすかった。

企画、開発がスタートして様々な素材で 試作→テスト を繰り返し たどり着いた素材が「アルミ」であった。

※類似品、模倣品が出回っておりますのでご購入の際はご注意ください

なぜ「アルミ」なのか

なぜ、アルミ製か?

木製のトロ箱の欠点は、上記で書いたように 「臭い」「衛生面」「墨汚れ」「保冷」それから「耐久性」。

素材にアルミを使用することで、これらの欠点は全て解消された。

当然アルミは金属であり、臭い移りし難い素材。

また、墨が素材に染みこみにくいので、墨汚れも食器を洗うのと同様 スポンジに中性食器洗剤を付け、洗えばサッと落ちる。

木製の場合、徐々に腐食していくが、アルミの場合 塩分、汚れさえしっかり落としておけば、半永久的に使える。 そしてアルミの最大の利点は「熱伝導率の高さ」。

熱伝導率の高さ

アルミ最大の利点は熱伝導率の高さ

様々な素材でトロ箱の開発を進めていく中で「保冷」の為に 冷気が全体に行き渡る様な、たくさん穴の開いた形状が絶対条件と考えていた。

しかし、クーラー下部にバラ氷をたくさん敷き詰めていても 1段目のトロ箱に、ある程度のイカを入れていると、冷気を遮断してしまい、 2段目、3段目には冷気が行き渡り難いことがテスト段階でわかってきた。 更に、クーラーの開け閉めで毎回クーラー内の冷気は逃げてしまう。

そんな中で注目したのが、アルミの熱伝導率の高さ。 「アルミの熱伝導率は236(単位: W/m・K)」 開発段階で、試した素材の熱伝導率は

「木材 0.15~0.25」「ステンレスは、16.7~20.9」 「アクリル 0.17~0.25」「プラスティック 0.1~0.5」 アルミが、ずば抜けて熱伝導率が高いことが分かる。

画像を見て頂ければ熱伝導率の高さがよくわかるが、これは「すべてアルミ素材」だからこそ、 言えることである。アルミ以外の素材をトロ箱の間に挟むと熱伝導は著しく低下する。

上記理由により「クーラー内の冷気で冷やすのではなく、トロ箱自体で冷やす」 ことが、最終的な素材、形状の決定につながった。

内寸高さ50mmの理由

内寸高さ50mmの理由

船イカ釣りのメインターゲットであるケンサキイカ(マイカ)は もちろん アオリイカ、ヤリイカ、コウイカと様々なイカに対応。

内寸の高さを最終的に50mmに調整し、ほとんどのクーラーボックスで3段使用をオススメしているが これは大型のアオリイカ2kg級でも対応出来る高さである。

ヤリイカやケンサキイカ向けで、トロ箱の高さを30mm程度にした場合5段6段入れることが出来るが、 全段数使用頻度、費用を考えれば3段程度が最適と考える。たくさん釣れた場合は、少しイカが重なる程度に入れて頂ければ問題ない。

またイカだけではなく、アジやサバ等の魚も綺麗に並べて 重なることなく持ち帰ることが出来る。

血抜き、神経絞め後にトロ箱に並べた状態で、上から 海水を掛けて血や汚れを落とし、クーラーBOXへ収納。 様々なイカに対応し、魚にも使用可能。

安全性を第一に考える

安全性を第一に考える

生食するイカを乗せ、持ち運びをすることから、 安全性、衛生面は第一に考えなければならない。

食品衛生法第16条により「有害な物質が含まれ、 人の健康を損なうおそれがある器具・容器包装を 製造、若しくは輸入し、又は営業上使用してはならない」とされている。 食品に直接接触する器具・容器包装は、国内外で厳しい法律の規制を受けるので、 適切な衛生試験による品質管理が必要になる。

当然、このトロ箱も食品を乗せる器具・容器と考えるべきであり、 キーストンでは、日本国内で管理された工場で生産を行い 厚生労働省認可の検査機関で食品衛生法適合検査を受けている。食品衛生法適合検査済証

昨今、食の安全に対する意識が高まっていることもあり、 今後も安全で、安心してトロ箱をご使用していただけるよう、 品質管理と衛生面を心掛け生産してまいります。

食品衛生法適合検査の重要性

食品衛生法適合検査の重要性

アルミ素材は細菌が繁殖し辛いと言われており、食品の間接的な接触のある 飲み物の缶、鍋、食器、給食用品もアルミ製のものが多い。

しかし、年々リサイクルアルミや海外製など、安価ながらリスクの高い製品が出回るケースが多くなってきており、 適切な品質衛生管理が重要となってきている。 上記で書いたように、キーストンのトロ箱は、厚生労働省認可の検査機関で食品衛生法に適合する製品かどうか、 検査を受けている。

 日本国内で使用されているアルミ製の食品運搬容器包装は、「アルミ合金」+「アルマイト処理」+「食品衛生法適合検査合格」が必須となっている。  こういったことを考慮し、キーストンのアルミ製イカ用トロ箱は作られている。

凸少なく角は丸く

凸少なく角は丸く

クーラー内部に入れて使うトロ箱で注意しなければいけないのが、輸送中にトロ箱が動いてしまう事。 船の揺れ、帰宅中の車内での揺れ。トロ箱が動かないよう対策をすることが必要だが、これはクーラーBOX内部を傷つけてしまう恐れがある為である。

そこでキーストンのトロ箱は、外側には出っ張りを作らない形状、角は丸く成型するように考え作っている。発売前に様々な条件でテスト開発し、 必要な条件として「クーラーBOXを可能な限り傷つけない」ことも考慮している。

また、末永く使っていただきたいという思いから、角の留め具は溶接している。アルミへの溶接は非常に難しい技術であるが、隙間への塩分の進入による腐食等を考え 溶接を施している。

アルミの切断面

アルミの切断面

アルミ製で、こういった商品を製造する場合、切断面が非常に鋭利となる。 いわゆる切断面の「バリ」であるが、これをまったく処理しなければ 非常に危険である。 また、バリが剥がれ落ちると、イカにアルミ片が付着することになる。その為キーストンの アルミ製イカ用トロ箱は、バリ処理を「非常に重要な工程」と考え、他の成型工程でかかる時間以上にバリ処理に時間をかけている。

生食するイカを乗せる容器であるため、食品衛生法に適合することは上記で書いた通りであるが 釣りの最中、帰宅後の洗浄、保管の際にもけがすることのないよう、アルミの切断面の安全性も 考えている。

開発者が語る、開発秘話と正しい使い方

ご使用方法と、ご注意事項

(1)クーラー下部にバラ氷を敷き詰る

(2)その上にアルミ製トロ箱1~3段入れイカを並べる

(3)氷の解けた水が、トロ箱内に侵入しないよう定期的な排水をする


  • アルミは、湿気、油気、酸気、塩分に弱いため、使用後は食器用中性洗剤で洗浄してください。
  • また、表面は傷がつきやすいため、柔らかいスポンジ等で洗浄してください。
  • 尚、水分はシミの 原因となるため洗浄後は柔らかい布等で乾拭きしてください。
  • アルミ製トロ箱は鮮度の保持を保証するものではありません。
  • 生ものの鮮度は気温や湿度等の状況によって変異します。
  • 鮮度の保持は、常に氷等の冷却を行い、各自で努めてください。
  • アルミ製トロ箱は非常に頑丈に設計しておりますが、
  • 落とす、ぶつける、重いモノを乗せる等 の強度の負荷、衝撃を与えると破損する恐れがあります。
  • 保管は直射日光の当たらない湿気の少ない場所で、他の金属製品と直接当たらないようにして 保管してください。
  • クーラーボックス内で過度に揺れるとクーラーボックスの破損の原因となります。
  • 使用の際はクーラーボックス内で滑らないよう対策し、ご使用ください。

ご購入前に必ずご確認ください

  • 製造工程上、どうしても避けられない機械との擦れ傷や溶接シミが ございます。
  • 使用上は、全く問題御座いません。
  • ご了承の上、お買い求めください。
  • クーラーBOX内部で、トロ箱が激しく動きますと クーラー内部の破損、傷の原因となります。
  • 船上や輸送中は、なるべくトロ箱が動かないように ペットボトルやタオル等で隙間を埋めてご対応ください。

SSサイズ詳細、対応クーラー 一覧

SSサイズ

サイズ:縦 190mm×横 400mm×高さ 55mm

重量:650g(1段の重量) 


SSサイズ 対応クーラー

  • シマノ スペーザ25L(内寸:220mm×500mm×230mm)
  • シマノ スペーザ24L(内寸:202mm×502mm×225mm)
  • シマノ インフィックス27L(内寸:220mm×450mm×280mm)
  • シマノ フィクセル30L(内寸:259mm×459mm×260mm)
  • ダイワ プロバイザー27L(内寸:250mm×430mm×250mm)
  • ダイワ クールライン25L(内寸:220mm×430mm×255mm)
  • ダイワ ライトトランク20L(内寸:220mm×445mm×210mm)
  • ダイワ ライトトランク30L(内寸:230mm×525mm×245mm)
  • ダイワ DAIWA RX32L(内寸:240mm×430mm×305mm)

Sサイズ詳細、対応クーラー 一覧

Sサイズ

サイズ:縦 230mm×横 510mm×高さ 55mm

重量:860g(1段の重量) 


Sサイズ 対応クーラー

  • シマノ スペーザリミテッド35L(内寸:260mm×600mm×230mm)
  • シマノ スペーザシリーズ35L(内寸:262mm×604mm×220mm)
  • ダイワ プロバイザートランク35L(内寸:240mm×550mm×250mm)
  • ダイワ NSトランク大将35L(内寸:240mm×520mm×240mm)
  • ダイワ NSトランク大将43L(内寸:240mm×660mm×240mm)
  • igloo マックスコールド50QT(内寸:265mm×520×290mm)
  • igloo マリンウルトラ54QT(内寸:300mm×565mm×290mm)

※ iglooクーラー54QTに関しましては、Mサイズ3段使用可能ですが、内部水栓部への干渉、上蓋止め具部へのわずかな干渉がある為、Sサイズをオススメ致します

Mサイズ詳細、対応クーラー 一覧

Mサイズ

サイズ:縦 280mm×横 550mm×高さ 55mm

重量:1040g(1段の重量) 


Mサイズ 対応クーラー

MLサイズ詳細、対応クーラー 一覧

MLサイズ

サイズ:縦 260mm×横 630mm×高さ 55mm

重量:1100g(1段の重量) 


MLサイズ 対応クーラー

Lサイズ詳細、対応クーラー 一覧

Lサイズ

サイズ:縦 280mm×横 710mm×高さ 55mm

重量:1280g(1段の重量) 


Lサイズ 対応クーラー

マルチプレート

マルチプレート

SSサイズ用:(重量:410g)

Sサイズ用:(重量:600g)

Mサイズ用:(重量:760g)

MLサイズ用:(重量:850g)

Lサイズ用:(重量:1000g)


アルミ製イカ用トロ箱各サイズに合わせた、マルチプレート。

「フタ」「底上げ」2つの役割を果たす。 フタとして使用することで、冷気が逃げにくくなり、より効率的にイカの保冷が出来る。 また、マルチプレートの上に食べ物、飲み物、保冷材等おけるようになる。

マルチプレートをトロ箱の一番下にセットすると、底上げとして使用できる。 氷が溶けた水の逆流を防ぎ、イカたっぷりのトロ箱の重量は相当な重さになるが、その圧による氷の溶けも抑制できる。


ご購入者様の声

・【漁業関係者様】生鮮品の保管に使用させていただきました。 これを使用した場合としない場合では水揚げ時の色味が著しく異なり,このトレ イの有効性を把握することができました。漁業者もその違いを明確に認識してお ります。

・【一般ご購入者様】御社のアルミトロ(35㍑)箱を二台購入し効果素晴らしくて重宝しております。

・【一般ご購入者様】クォリティの高い製品で満足しています。

・【一般ご購入者様】頑丈で使いやすく、大変気に入っております。

・【一般ご購入者様】正直、少し価格が高いかなと思いましたが、届いた商品を見て納得致しました。工夫と良い仕事が見受けられますね。

・【一般ご購入者様】アルミトロ箱良く冷却出来ますね!今までが木製なので当然ですね、良い買い物をしたと思いました。

・【一般ご購入者様】手作りした木製のトロ箱より格段に鮮度が保たれ 非常に満足してます。有難うございました。

・【一般ご購入者様】トロ箱、素晴らしいです!家に帰ってもイカが赤くなってないです!

・【一般ご購入者様】自作したトロ箱は、臭いと衛生面でなかなか苦労しておりましたが、本当に理想的な物に出会えました!

・【一般ご購入者様】帰宅後もこれまでにない鮮度抜群!キレイに並べたイカは漁師さん気分。上の段の鮮度もGOOD。

・【一般ご購入者様】上段のトロ箱も大変冷たくなっていました。家に帰って見てもイカの状態がいい。本当に良いものを作られていますね

・【一般ご購入者様】質感が違います。他社のアルミトロ箱も使用していましたが、質感、作り込みともにこれが一番だと思います。

・【一般ご購入者様】買って良かった、保冷力・烏賊の状態ばっちりです!蓋も欲しくなりました

・【一般ご購入者様】イカを積み重ねず並べ冷やす事ができ、帰ってから美味しく頂ける。イカだけでなくアジやタチウオにも使っています。

・【一般ご購入者様】ジップロックに入れて持ち帰りしていましたが、どうしても白くなっていました。アルミトロ箱を使うと、白くならずにキレイに持ち帰りできます。ジップロックに入れる手間もかかりません。フタが生産されたので購入します。

・【一般ご購入者様】釣ったイカを鮮度を落とさず家に持ち帰り、ご近所の方に配りまくりましたが茶の色素がしっかり出ているイカに皆様大変驚かれていました。 アルミ製トロ箱はイカ釣りには切っても切り離せない道具となってしまいました。船に乗っていたほかの方も興味津々でみていました。本当に良いものを開発してくれたこと感謝しています。